2021年になって保険見直しの「オンライン化」「自動化」が進んできました。今回はどんなサービスがあるのか、とサービスをどう賢く使っていくのかという視点でまとめていきます。
もくじ
※youtubeは9月20日投稿予定
保険見直しサービスのオンライン化と自動化
2020年~2021年はコロナ禍真っ只中のためか、オンラインや自動で「保険見直し」ができるサービスが目立って普及してきました。
本題に入る前に「保険を見直す動機」について見て行こうと思います。とはいえおおむね以下のどれかに該当するのではないでしょうか。
①昔の保険よりも「安くて保障内容が充実しているもの」が新たに販売されている可能性
②保険料負担が重荷だから
③家族が増えたりなど、過不足ない保障を再検討する必要がある
ちなみに②が理由なのであれば、もちろん保険の再検討をして頂くのに合意ですが、合わせて家計の見直しをして頂くことを勧めます。本筋から外れますが、「コンビニ利用を減らす/なくす」だけでもかなり変わります。
あと結構重要なのが、「保険見直しの順番」です。現在加入中の保険について「あれがいらない、これが必要そう」と考えるのではなく、「いま必要な最低限の保障・保障額は何か?」を考えましょう。
従来の保険見直しの種類
では、保険を見直すにはどうすれば良いのでしょうか。一般的には「乗り合い代理店」「ネットでの相談(比較サイト)」「生保の営業職員」となるかと思います。
先にも述べましたが、まずは「自分に本当に必要な保障・保障額を知る」所からです。一番の近道は、「自分で勉強する」です。とはいえ、結構勉強するのは大変なので、「中立的立場から意見を頂ける、有料or無料サービス(できれば有料)」が良いと考えます。
その意味では、「ネットでの相談(比較サイト)」や「独立系ファイナンシャルプランナー」が良いのではないでしょうか。
ちなみに、無料ではなく有料の方が望ましいです。理由は、無料で情報教えるだけでは食べていけないので、当然自分優位の保険商品や何かしらの商品を合わせて契約してもらわないと割に合わないからです。
保険見直しサービスの一覧
では今回は「ネットでの相談(比較サイト)」についてまとめてきます。正直量が結構あるので、動画を見て頂いた方が良いかもしれません。
先に結論を言うと、以下です。
・面談不必要なら「フィンプラネット」
・面談必要なら「アドバンスクリエイト」
では1つずつ紹介していきます。
〇マネーフォワード(すぐ結果でる:取扱商品2)
マネーフォワードの「保険見直し診断」です。
入力項目はそこまで多くなく簡便に診断できます。一方で簡便に診断できると言う事は精度がおおざっぱと言う事になるかもしれませんね。
個人的には結果に関しては疑問が残ったりします。我が家の場合で言うと「保険に入る必要はありません」と出てきましたが「いやいやそんなことないでしょう」と感じました。
子どもの学費に関してだけで言っても、実態では「自宅外通学の私立理系で1220万/4年」かかっているのに、シミュレーションでは730万円です。決して間違っているわけではありませんが、「保険」と考えた場合、万が一に対応しきっていないのでは?と率直に感じました。
〇フィンプラネット(すぐ結果でる:取扱商品6)
必要保障額シミュレーションではここをお勧めします。気になる方は画像のQRコードから是非やってみてください。そこまで時間かからずにできる事と、必要保証額のシミュレーションは結構精度高めなのかな?と思いました。
ただ、提案されている保険の保険料がちょっと高いところだけが惜しいなと思ってしまいます。
その他、「保険パシャ」という現在加入中の保険見直しサービスもありました。
〇ブロードマインド(面談後:取扱商品58)
ではここからは、実際に「面談」を通して保険の相談ができるサービスのご紹介です。1社目はブロードマインドさんです。
相談請負件数も非常に多く、成約世帯数も多いことが特徴です。その他、問い合わせは電話でも、オンライン面談でもOKで、無料で受けることができます。個人的には取扱商品がもう少しほしいな、と思っていますが58商品ほど取り扱いがあるようです。
興味のある方はコチラからホームページに飛ぶことができます。
〇アドバンスクリエイト(面談後:取扱商品85)
次はアドバンスクリエイトさんです。
こちらも無料相談ができるのですが、面白いのが自分で指名ができるところです。お客さんからの評判の良い19名(2021年9月19日現在)から指名することができますし、条件検索もでき、自分に合うコンサルタントの診断ツールまであります。
今回挙げる会社の中でもかなり規模の大きい部類になります。保険商品取扱数も85となっています。商品の選択肢が多いことが、今回おススメした理由でもあります。
〇アイリックコーポレーション(面談後:取扱商品46)
最後はアイリックコーポレーションさんです。
コチラは「保険クリニック」というサービスを展開しており、2020年のオリコン調べで顧客満足度1位となった会社です。会社規模としては、アドバンスクリエイトには負けますが、サービス内容は充実していそうですね。
取扱商品は46です。もう少し欲しいですかね。
必要な保険が分かれば「カカクコム」でも大丈夫
ここまで色々な見直しサービスを紹介させて頂きました。では、これらのサービスを用いてどうやって見直しを進めていくのが良いのでしょうか。
個人的には「家族にとっての必要最低限の保障」を見定めるために上記サービスを利用することをお勧めいたします。その中で、診断サービスやオンライン面談や、電話面談を使うと思いますし、その中で商品を紹介されるとも思います。
その時に、契約頂くのはもちろん間違いではありません。一方で「その保険が過剰な保険料がかかっていないか」「本当に必要最低限なのか」はぜひ立ち返って考え見てほしいと思います。
一度、カカクコム等で「この保障はどのくらいの保険料が相場なのか?」をご確認ください。
そして、相談者を引き受けてくれるであろう方(大体はファイナンシャルプランナーかと)に「貴方は何の保険に加入していますか?その理由は?」を是非聞いて頂きたいと思います。
その回答次第でその方をどこまで信頼してよいかが分かるはずです。
保険見直しは大変な作業ではありますが、その時の家族構成やマイホームの購入、転職などで保障すべき内容が変動します。現代は様々な選択肢・相談先がありますので、必要な方はぜひ一歩を踏み出してみましょう!
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