インドのSENSEX指数が過去最高を更新する中ではありますが、いまインドで何が起こっているのかまとめたいと思います。
もくじ
インドのビジネス再開指数
インドの日経平均株価であるSENSEXが過去最高を更新しています。もちろんその背景には世界的なカネ余りがあることは言うに及ばず。
その他にもインドにお金が集まる理由がいくつかあります。
インドのビジネス再開指数というものがあり、正確には「野村インドビジネス再開指数:The Nomura India Business Resumption Index (NIBRI)」であり、いわゆるインド経済のコロナからの回復度合いをみる指標です。
この指標でも回復基調であることが伺えます。そしてこのグラフとSENSEXの横軸(時間)を合わせて並べてみたものが以下となります。
相関しているような微妙なような(笑)、そもそもビジネスが再開したから株価があがるというのは微妙に相関関係ではないようにも感じますが。
どちらかというと、投資家心理とビジネス再開指数に相関があるような気もしますね。
先ほどのビジネス再開指数が回復基調であるのと同様に、JETROにおけるインドの情報でも経済の再開やGDPの回復傾向は見て取れるのではないでしょうか。
ただ、自動車に関する指標は軒並み悪いです、これは世界的な半導体不足によることも一因としてあります。
明るい兆しも多くある中で、リライアンスジオ社は格安スマホを提供することで若者へのIT機器提供・ビジネス機会を創出をすることを公表しています。自動車やスマホにも言えますが、中長期的には半導体の過剰需要環境も徐々に解消していくと考えられますよね。
ですので、現在のSENSEXもそれを織り込んだ上昇ともいえるのではないでしょうか。
IPO(新規上場)ブームのインド
世界規模のカネ余り状況から、投資先を探す人たちがいることは既にご承知の通りかと思います。その状況の中で、なんと2021年10月時点で41社が1兆円をIPOで調達しています。
これは、過去最高であり昨年2020年の3倍弱となる数値です。3倍ですからね・・・
IPOをおこなったのは料理宅配ゾマト、OYO、LICなど大型IPOが数多くあるとのこと。これ自体は経済やビジネス環境に勢いがついている証拠でもあるので、非常に良い事なのではないでしょうか。
一方で、過熱しすぎ間は否めないとも言えますが。
インドへ投資するなら「ココ」
根も葉もないことを言ってしまえば、正直どこでも良いとも言えます。あくまでぼったくり投信・ETFは除いて、という意味ですが。そもそもインドへの投資は中長期的には右肩上がりの可能性が非常に大きいです。その中で、どの投資商品を購入しても勝てる確率は高いのではないでしょうか。
もちろん、経費率が低く効率の良い投資先もあると思いますし、私自身、各投資商品をまとめた記事・動画も配信しています。
ですので、どうせ資金投下するなら手数料が安いところを選んでおけばまずは良いのかな、と考えています。どの商品がよいか迷っていつまでも投資できないよりも、ある程度吟味して最後の2~3個で迷う位なら、どれでも良いからさっさと始めた方が良いのかなと思います。
1つ考えるとしたら、過去の成績がどうかは判断材料にしない方が良いので、一旦は「手数料」とETFなら「流動性」を重視し、その後に好みで過去成績を考慮しても良いと考えています。
現在の含み益公開
この画像に出ている通りではありますが、2~3年前に投資し始めていると大体1.5倍ほどなのかなと思います。ですので、100万円投資していれば150万円、500万円投資していれば750万円、1000万投資していれば1500万円になっているというわけです。
まだまだインドの株式市場が伸びるのはこれからです。いまでも全然遅くありませんので、若干リスクもあるでしょうがポートフォリオに組み込んでみてはいかがでしょうか。
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