地方移住「失敗」こんはなずじゃなかった総まとめ

 

コロナ禍において「地方移住」を考える人がふえています。では、地方に移住することで「こんなはずじゃなかった」を知っておくと失敗が少なくなるかなと思い記事にしてみました。

ちなみに筆者は人口20万未満の地方都市に住んでいるので実体験も交えていきたいと思います。

 

もくじ

 

地方移住の魅力とは??

地方暮らし「こんなはずじゃなかった」

地方移住はここに相談

移住の現実

ここだけはおさえて移住を!

 

 

 

 

 

地方移住の魅力とは??

地方移住の魅力といえば、「通勤時間の短縮」です。統計上では東京VS地方都市では平均で15分ほど短くなる、とデータが出ています。東京はなんと通勤時間の平均が「65分」だそうです・・・・

 

ちなみに筆者は「通勤時間、車で7分」です。渋滞もしますが抜け道を知っていればほぼノンストレスで行き交いが可能です。

 

 

そして、その通勤時間分、自分のパーソナルスペースの保たれた空間での「休養やくつろぎの時間」が増えます。そうです、これは本当にその通りかなと思います。たまに出張で片道1時間の場所に行きますが、帰りの運転中は「この時間でどれだけ内勤業務が減るんだろう」ととても感じますね。

 

 

その他、当然ながら「家賃が安い」と言う事です。東京VS地方都市ではなんと「倍」の開きがあるようです。いま私の借りている賃貸が「2LDK+ペット可」で月8万円(会社補助で手出しは5万前後)です。駐車場代は3000円位ですかね。東京ではこうはいかないのかな、と思います。

 

 

そして、「食費」が安くなる、です。これは色々な要因が関係すると思われますが、外食費・食材費共に地方の方が安く手に入りやすいのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

地方暮らし「こんなはずじゃなかった」

魅力についてお話しましたが、一方で「魅力や理想」先行で、いざ移住したら「こんなはずじゃなった」ということもしばしばです。移住を失敗しない為にも、先人たちの失敗を学びましょう。

 

 

交通費(車両関連費・ガソリン代)

マイカーを持っていない方が移住する際に一番障壁になりやすいのが「交通費」ではないでしょうか。その中でも、車両関連費です。

 

地方移住した場合、家族持ちであれば「夫婦各1台、合計2台」ないと結構シンドイです。片方が通勤などで車を使っている場合、もう片方が使えないのは非常に不便、というか生活するのが大変です。不可能ではありませんが、ある方が生活しやすいですね。

 

 

 

ガス代(プロパンガスになる事で高くなる)

実は私は都市ガス圏に住んだことがないのであまりピンときませんが、家族持ちの場合、冬のお湯を沸かす機会が多くなる時期で、我が家の場合月1万~1.5万位ガス代で持っていかれます。これは、調理をIHヒーターで賄ってこれです。

いままで都市ガス圏で生活された方には結構な衝撃らしいです。

 

 

 

間取り増加による家具家電代

これは、地方や都会に関わらず「間取り」が増えたら必然的に増える項目ではないでしょうか。案外「想定外」の出費になるんですよね。エアコンとか。

 

 

 

引っ越し代

こちらはもともとの家財道具量次第ではないかなと思いますが、ご家庭によっては何十万とかかると聞いています。恐ろしい・・・。荷物量と距離次第ではないかなと思います。

意外と、この金額で地方移住を「断念」するかともいるそうです。

 

 

 

地元の人となじめなかった

最後に、「地元住民となじめない」です。何気にこれ一番シンドイのではないでしょうか。多分、地方は地方でも、人口数が少なくなるほど「なじめない」とより日々の生活がきつくなると思います。

 

私の住む20万未満の地方都市では、県外在住者の多い地区ではそもそも地域の方との接点がありませんし、地区の清掃とかもありません。一方で、昔からそこの住んでいる方の比率が多い「地元住民の比率が高いエリア」は結構大変です。

 

なにが?といえば、すぐに「噂」になるんですね。良い事の噂であればいいんですが、得てして何かやらかしてしまったマイナスの内容になりがちです。当人たちは悪気があってやっているわけではないんでしょうけどね。あとは地区の清掃活動や行事への参加などが出てきます。

 

 

以上、住んでから上記が発覚すると「こんなはずじゃなかった」と感じるのではないでしょうか。逆を言えば、ある程度上記を移住する前に把握しておくことが失敗を少なくする方法とも言えます。

 

 

 

 

 

地方移住はここに相談

現在、地方移住に関して相談できる場所が結構充実しています。迷ったらまずは

「全国移住ナビ」「移住・交流推進機構」「ふるさと回帰支援センター」に問い合わせることをお勧めします。

 

そしてこの中にはありませんが、「理想の暮らし診断」というサービスは結構面白いです。興味のある方はこちらのリンクからどうぞ(⇒理想の暮らし診断)

 

 

 

 

 

移住の現実

では、実際多くの人はどの都道府県に「移住したい!」と思っているのでしょうか。ふるさと回帰支援センターにて統計データを見ることができます。

 

コロナ前は1位2位は「長野県」「山梨県」「広島県」「静岡県」で上位争いをしています。とはいえ、「県」だとどの市区町村を希望するかでかなり違いで出てくるとは思いますが・・・

 

一方で、コロナ真っただ中の2020年は窓口での相談件数は「静岡県」でした。これも窓口相談する方の母数が減っている事実も合わせて認識しておきましょう。

 

まあ、でもなんとなくわかりますよね。「伊豆の海岸で・・・」「避暑地で・・・」という感情の動きがなんとなく透けている気もします。

 

 

 

 

ここだけはおさえて移住を!

移住を検討・実行する前に「これだけはおさえておくべき」という項目をまとめます。

 

仕事は思った以上に決まらないので決めてから。

いったら何とかなるは通用しない

 

 

田舎≠生活費安いではないこと (車両費/プロパンガス/家電代/引越代)

前項で述べた通り

 

 

各季節の過ごしやすさの振れ幅 (雪や虫)を掴んでおく

下見した季節以外を知る事。住環境次第では虫との格闘あり。

 

 

現地に行ってみて1週間とは言わないが過ごしてみる、「移住しようと思ってるんですけど・・」と近隣の人に聞いてみる

不動産投資でも使う手法だが、仮に隣人がヤバい人だったら大変なのでなるべくすることを薦めます。

 

 

自分の目で耳で感じたものを優先する

ネットの情報は絶対に信じない。自分の見た聴いたものだけ信用するべきです。

 

 

 

 

 

 

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