地方都市の小学校選び[30代共働き夫婦の教育方針]

 

現在、地方都市に在住(人口20万未満)しており、「小学校は当たり前に公立へ行かせる」つもりでした。
しかし、徐々に子供の入学時期が迫る中で心境の変化があったため、同じように悩まれている方に向けて一つの事例をお伝えできればと思います。

 

もくじ

 

我が家の事例

教育において重要視する1つのこと

国公立と私立を比べてみて

判断の決め手と不安点

 

 

 

 

我が家の事例

現在5歳年長の子供がいる我が家ですが、結論から言うと私立受験を考えています。ちなみに私たち家族が住む地方都市では、小学校の選択肢は3つあります。


①公立小学校 ②国公立附属小学校 ③私立小学校1校

 

その中で、「私立受験」の判断に至った経緯をお伝えします。

 

 

 

子の教育に対して重要視する1つのこと

私たち夫婦が、小学生になる娘の教育に対し重要視するのは「好奇心を育てること」です。夫婦間で何度か会話をして、目線を合わせ、そして、「好奇心を育てる」ためには、基礎知識と成功体験の積み重ねが大切だと考えました。

 


家庭内のコミュニケーションでの実施は勿論ですが、1日の多くの時間を過ごす小学校の環境も重要と考え、選択肢は限られていますが公立小学校以外も調べてみようという思いに至りました。

 

 

 

国公立と私立を比べてみて

公立校以外は説明会や授業見学に参加できたので、私たちの居住区の事例ですがご紹介します。



・国公立附属小学校
人数:1クラス35名ほど
校風:自由にのびのびとしている雰囲気
選抜:知能テストなど実施(文字や算数など勉強的な内容ではない)
   定員以上であれば抽選を実施

 


・私立小学校
人数:1クラス15名ほど
校風:挨拶、姿勢など基本的なことからきっちりしている印象
選抜:国語、算数など勉強的な内容のテストあり。
   受験機会は3回あり、何回でも挑戦可能

 


どちらの学校も、子供の「探究する力」を養うことに力を入れており、地域や企業と連携したカリキュラムも行われています。

 

同じ「探究」を掲げていても、学校によって雰囲気の違いを肌で感じ、とても面白かったです。

 

 

 

 

判断の決め手と不安点

最終的に我が家は私立受験を決めましたが、決め手は以下でした。



1,STEAM教育(詳しくはこちらなどを率先して取り入れており、受験のためではなく学ぶ楽しさを感じられる授業を模索していると感じたから

2,少人数制で手厚く様子を見てもらえそう

3,基礎の積み重ねを大切にしていると感じたから

 



子供との相性もあると思いますが、合わなかった場合はその時で考えたらいいと思っています。どの選択肢を選んでも、大事にしていることが育つようなコミュニケーションと環境を作る努力をすることに変わりはないので。

 

 

一方で、個人的には、少人数制の私立に入れることで「人の多様性(例えば私立だと「一定の教育レベルを求める世帯ばかり」など)を知る機会」を失うリスクはあると考えました。しかし、そこは地域内の関わりや習い事など、家庭・学校とは別のコミュニティも作ってあげたいなと思います(成長と共に自分で作っていけると思いますが)。

 

あとは当然不安な点としては「学費」もですけどね。

 



「学費」や「文字は教えない方針の保育園」に通う子供へのコミュニケーション、については別で触れたいと思います。最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

 

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