定年を迎えた後、どうしますか?
日本の平均寿命は世界一。なぜかってそれは、国民皆保険があるというのも
1つの理由ではないでしょうか。膨らんでいく医療費と比例するように、
寿命はどんどん延びて、私たちが100歳くらいまで生きてしまう時代は、
もうすぐそこな気がします。
そんな時、例えば60歳、65歳、70歳で、今勤めている会社を
退職した後のことをどのくらい考えていらっしゃいますか?
平均寿命までの「30年間超」の期間をどう過ごされますか?
30年とは、新卒22歳~52歳まで、結構な期間が退職した後にも待っています。
・・・ここで、あるエピソードをここでお伝えしたいです。
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私の身近に50歳サラリーマンで大学生になる息子さんが2人いるお父さんがいます。
今まで、色んな不遇な仕事人生であるものの、自分の役割を見定め、
仕事をきちんとやり遂げてきた方です。正直、その姿勢はものすごく
尊敬しています。自分なら、不遇な環境に腐ってしまうし、
仕事なんてほどほどにしてしまいます。
50歳になり、自分の希望する場所で働けず家族とも離れ離れ。
土日も今の仕事の勉強に費やす日々・・・めっちゃ頑張ってるんです。
「いっそ転職してしまったらどうですか?」
ある日軽々しく聞いた自分に今でも嫌気がさしますが、
「こどもの学費とか、ここで転職したら退職金もね、
あと10年頑張ればいいだけだしさ・・・」
いやいや・・・10年って・・・
「でも、こどもを大学に送り出して、独り立ちしたら何にも
残らないかもしれない・・お金ないよね・・・仮想通貨とかって儲かるのかなあ」
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この話をした時に、日本でのマネーリテラシーの浸透していなさと、
それによって老後とても苦労するであろう人が沢山いるのではないか、
どころか絶対いるのだろう、ととても強く思いました。
定年後の30年間どころか、向こう10年20年すら危ぶまれるなんて・・・
正直、定年まで真面目にコツコツ働いてきた人が救われないなんてひどすぎる
と思いませんか?
そういった人たちの力になりたくて、このブログを立ち上げました。
老後、退職金と年金と貯蓄で過ごすのももちろん良いと思います。
けれど、例えば今手元にある100万円を毎月1万円積み立てて年利5%の運用を
すれば、30年後、いくらになるか計算できる方がどれくらいいらっしゃるか。
キチンとした、マネーリテラシーを持っていれば、ただただ貯蓄することは
選ばないだろうし、それによって生まれてくるお金で、もっと幸せで満たされた
生活に向けて、たくさんの選択肢が生まれるんだと思います。
これから、家計管理の工夫や節約、投資の実例等を少しずつご紹介できればと思います。
また、記事は夫婦で書き足していく予定ですが、その片方がAFPと3年以内に
CFPを取得するため猛勉強中です。当然、正しく、かつ有益な情報発信をするためです。
その為に、まずは継続的に学べるプロフェッショナルFPを目指そうと思います。
ちなみに、
100万円から月1万円積み立てて、それを年利5%で30年運用した場合
普通に貯蓄していたら100万円+1万円×30年=460万円です。
→それが30年で 1,251万円(2.7倍)になります。
→10年だと220万が 318万(1.45倍)、20年だと340万が 673万(1.98倍)
複利の効果は絶大です。