昨年はコロナで世界の成長はかなり鈍化しました。でも今年2021年、来年2022年はどうでしょうか。IMFがそのヒントになるデータを出していますので、今後の株価がどういうトレンドで動くかの参考にしてみてください。
もくじ
◦ 今日できる事
国際通貨基金IMFの世界経済見通し
2020年1月22日に国際通貨基金のIMFのWEBページに、「世界経済見通し(WEO)改定見通し」、が掲載されました。
コロナ下での経済見通しが改訂されたと言う事でしたが、なぜ改訂されたのか。記事を読んでみると「ポジティブ」な要因で改定となっていたことが読み取れました。
ただコロナによる経済への影響は非常に大きく各国のもともとの成長予測からは大きく下振れしているのは間違いありません。
この図にあるように、2020年の成長は全世界で「マイナス成長」でした。特にインドのマイナスっぷりが半端ないですね。。。
けれど、今回の改訂にもありますが、2020年後半からかなりの勢いで経済が回復して本当はもっと悪かったのですが、この値に落ち着いたといった所でした。これは今後に期待できそうな動きですよね。
2021年と2022年の予測は上向き予測
今年2021年と来年2022年の成長は「上向き」です。下の表をご覧ください。今回の記事に載っているものをシンプルにまとめ直したものです。
2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
世界 | 3.6% | 2.8% | ー3.5% | 5.5% | 4.2% |
先進国 | 2.2% | 1.6% | ー4.9% | 4.3% | 3.1% |
米国 | 2.9% | 1.7% | -3.4% | 5.1% | 2.5% |
EU | 1.9% | 1.3% | ー7.2% | 4.2% | 3.6% |
日本 | 0.3% | 0.3% | ー5.1% | 3.1% | 2.4% |
新興/発展途上 | 4.5% | 3.6% | ー2.4% | 6.3% | 5.0% |
インド | 6.8% | 4.2% | ー8.0% | 11.5% | 6.8% |
これを知っていれば、例え今年暴落したり、1月29日の時点で全指数が下振れたりしていますが、そんなに心配することはないのかなと思いませんか。
もちろん、負のサプライズが起きてさらに世界成長の鈍化はありうるかもしれませんが、中長期的に見ればなんら問題はないと私は考えています。
過去200年を見れば、世界成長はずっと右肩上がりですしね。
今日できる事
〇 日々の損益ブレは無視して「コツコツ投資商品積立て」
〇 暴落しても買い続ける
本ブログからのお願い
この記事は、読者が自由に記事の金額を決められる「Pay What You Want方式」を取っています。「役に立った」「面白かった」など、何かしら価値を感じた場合は、以下画像をクリック頂き価値に見合った金額をお支払いくださいませ。
金額は空白欄に「15円から」ご記入頂けます。受取人アドレスは 「manepon15@gmail.com」です。※受取専用です。
※Amzon初期設定が何故か「1万円」なのでご注意ください!