持ち家[予想外]出費ランキング:貯蓄/頭金/維持費でのマイホームの想定外を減らす

私の周りでも2年前くらいから続々とマイホームを買う家庭が増えました。

マイホームを購入するにあたって「予想外」な出費が大体出てきますが何があるのでしょうか。これらを知っておくことでマイホーム購入後も「予想外」な出来事を回避できると思い、まとめようと思います。

 

 

もくじ

 

購入時に+270万、ランニングコスト+3万/月

想定外になりやすい金額大きなランキング

購入して忘れたころに来る多額の「修繕費」

こんな考え方をしていたら「予想外」が起きやすい

今日できる事

 

 

購入時に+270万、ランニングコスト+3万/月

後述しますが、先に結論からいきます。この記事では建物2000万円、土地1000万円の新築一戸建てケースで考えていきたいと思います。

購入時に諸々で約+270万円がかかってきます。そして、ランニングコストとして月+3万円を事前考慮しておくと「想定外」を回避しやすくなります。

つまり、月々のローン返済+3万円でも大丈夫なマネープランがあると安心、というお話です。

 

想定外になりやすい金額大きなランキング

1位:諸費用120万円

住宅購入にあたりさまざまな費用がかさんできます。ここでは以下についてまとめたいと思います。

  1. 式典費用(地魂祭・上棟式)
  2. 大工さん差し入れ
  3. 登記費用
  4. 住宅ローン関連費用

 

1、式典費用

こちらの「地魂祭」はする方は少なくなってきているのが現実です。やるもやらないも個人の考え方次第ではないでしょうか。費用は2~4万円程が相場です。

また「上棟式」は人によりまちまちです。地域や人によりさまざまですが、もし自分が建てるとなったら、おそらく「やりません」。とはいえ、上棟式を行うのは棟上げといい、工事工程の中で節目ともなり、かつ危険を伴う作業工程でもあります。ですので、顔を出したり、手土産を持参するなどにとどめると思います。気になる費用ですが、簡素なもので「10万円」~というところです。

 

2、大工さん差し入れ

こちらも人によりさまざまです。今の時代、差し入れする方も少なってきているのではないでしょうか。私なら、おやつとか飲み物をたまに(月1とか?)差し入れたりするかもしれません。当然かける方はかけると思います。

 

3、登記費用(30~40万円)

ここからは「必ず」かかってくる費用です。主に「表示登記、所有権保存、所有権移転、抵当権設定」の登記が必要になり、それぞれに費用がかかり、かつそれらを処理する司法書士の報酬も必要になります。

住宅メーカーにもよるかもしれませんが、今はインターネットで司法書士も自分で探すことができます。メーカー提携の司法書士さんですと高いケースもありますので、自分で探す方が安く抑えられます。

 

4、住宅ローン関連費用(60~80万円)

こちらはほとんどが「銀行」に対して支払いが生じるものです。証明書や手数料、印紙代などを筆頭に、非常に額の大きい物が「保証料」です。その他、火災保険料などがあり、ざっくり60~80万円程度を想定しておくとよいかと思います。

 

2位:家具家電費用(+100万円)

「住宅金融支援機構の(住宅に係る消費実態調査2014年度)」の調査によれば、平均値ですが以下のような費用がかかっています。これ意外と盲点なのですが、今までと間取りも床面積の違う家に住むので当然必要な家具家電が変わりますよね。

 

新築一戸建て:平均201.0、建売住宅:平均105.1万円
新築分譲マンション:平均85.9万円

[設備関係]照明・カーテン・暖房器具 など
[家具]ダイニングセット・ソファ・センターテーブル・テレビ台・ベッド・本棚や収納ラック
[家電]冷蔵庫・テレビ・洗濯機・電子レンジ・エアコン など

 

3位:土地の仲介手数料×3%+6万円

今回は1000万円の土地なので、1000万円×3%+6万円=36万円が仲介手数料となります。これは法律で定められている「上限額」となります。取引金額が大きくなればなるほど額は大きくなります。

 

4位:固定資産税/不動産取得税

固定資産税は物件によりますので何とも言えませんが、ざっくり月1万円くらいで年間10万円くらいと捉えておくとよいかと思います。新築住宅の場合は3年間ほどこの額が半額になります。言い方を変えれば、半額になる税制優遇知らなければ、4年目に税金がいきなり上がってびっくりされると思います。

不動産取得税ですが、新築住宅の建築費が2,000万円とすると、固定資産税評価額が1,200万円以内であれば、1,200万円控除があるので不動産取得税がゼロになります。もちろん控除を超えた分に対しては税金がかかります。それも通常の4%より安く、3%の税率が課されます。

 

※物件によっては要注意項目

地盤改良工事や水道管の引き込みが必要な場合です。

地盤改良工事は程度によりますが、50~200万かかるケースもあります。それを避けるには、事前に上記写真にあるような土地を避けたり、ハザードマップを調べたりと自分でリスクマネジメントすることをお勧めします。

また、「宅地」として利用されていなかったりすると、新たに「水道管の引き込み」が必要となり、40~60万かかりますので注意してください。

 

 

購入して忘れたころに来る多額の「修繕費」

購入時には土地建物以外に「+270万円」を想定しておくことをお勧めしましたが、マイホームを購入したら切っても切り離せないのがこの「修繕費用」です。

 

アットホーム(株)のデータに、「新築一戸建て購入後30年以上住んでいる人に聞く『一戸建て修繕の実態』調査」の結果、があります(全国の、木造の新築一戸建てを購入して30年以上住んでいる50~70代の男女495人(50代59人、60代265人、70代171人)を対象として、平成28年7月8~10日にインターネット調査を実施したもの)

 

このアンケートデータをざっくりまとめると以下となります。

修繕箇所 修繕経験割合 築年数目安 平均費用
外壁 10人中9人 20年 100~135万
給湯機 10人中8人 20年 40~50万
トイレ 10人中8人 23年 50万円
お風呂 10人中8人 25年 100万
キッチン 10人中7人 25年 130万

結構かかりますよね。。。全体平均では556万円(築年平均36年)がかかっています。これを月々に割り直すと「1.28万円」です。

 

一方で、上記の表のように最初の25年でかかってくる可能性が高いものに絞ると毎月「1.96万円」かかることになります。

 

ですので、毎月+2万円を修繕費の為に積み立てておくと安心ですよね。ただこの積立を行っているのはわずか1割程度と、同アンケートデータにもあります。

 

 

こんな考え方をしていたら「予想外」が起きやすい

 

購入時の「270万円」、ランニングコストととして「固定資産税+修繕積立=3万円/月」がある事をお伝えいたしました。

 

一方で、マイホームを買う時は「今の支払い家賃が7万円で、住宅ローン組んだら月々8万円・・・これなら何とかなりそう」と考える方も多いですし、住宅メーカーさんもこんなお話をすることが多いと思います。

 

でもこれでは、それ以外にかかる費用と、毎月はかからないものの固定資産税のように年払いであったり、修繕費のように忘れたころに「突然」かかってくるものが考慮されておらず「予想外」が起こります。

 

ですので、ローン支払いに+3万円しても大丈夫なマネープランを立てることをお勧めします。※ただし、固定資産税は人により異なりますのでご注意ください。

 

 

今日できる事

 

〇 ローン支払い+3万円を考えてみる

〇 いま新築検討なら、どんな費用かかるか再確認