複利とは? 学費の作り方例

複利とは?計算方法まで詳しく解説します。

資産運用では欠かすことのできない考え方となります。

まどろっこしい方は下記をどうぞ

アインシュタインの名言に「”複利”は人類最大の発明」とあります。

今回はその複利について詳しく解説していきます。

 

目次

〇複利と単利の違い

〇複利を使った学費の作り方例

〇ゴールを決めよう!

〇自分で計算!

 

複利と単利の違い

先に結論から言うと複利のほうが圧倒的に有利です。

例)
単利5%
1年目100万円→利子5万円
2年目.3年目同様
3年間で15万円の利益を得ることができます。

これが複利だった場合
複利5%
1年目100万円→利子5万円
2年目105万円→利子5.25万円
3年目105.25万円→利子5.5万円
3年間で15.75万円になります。

このように得られた利子が元本になるので

元本が増えた状態で利子がつきます。

ここが単利と比べて優れている点です。

再投資・分配することで元本が増えて雪だるま式に資産が増えていきます。この時点で複利のすごさを感じて頂けるのでないでしょうか。

 

ではもう1ケース見てみましょう。

 

例)投資リターン(投資収益率)を年10%とした場合

1年後→元本100万円に利子が10万円

2年後→元本が110万円になる

10年後→259万円(+159万円)

単利10年間、

投資成果を投資元本に組み入れなかった場合

投資元本100万円+投資成果合計100万円=200万円

約60万円の差が生まれます。

運用方法だけでこれほどの差が生まれるので

複利を使った資産運用は重要だと言えるのではないでしょうか。

 

〇複利を使った学費の作り方

今回のシミュレーションでいくと、

実質手出し1万円で子供の大学4年間の学を作ることができます。

 

市区町村から支給される「児童手当」ですが0~3歳だと

大体4ヶ月に1回15000円支給されます。15歳で支給終わりますが、

総額198万円となるかと思います。

この198万円をうまく資産運用すれば

大学費用を賄えるシミュレーションが完成します。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【大学入学直前までの17年間運用したケース】

1)児童手当198万円÷17年間=1万円/月

2)手出し1万円/月

1)+ 2)

=2万円/月 × 年率5%運用(年間手数料0.1%) × 17年間

結果:元本408万円→631万万円(+223万円)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

子どもが生まれた時から月2万円積立NISAで積み立て、

子どもが大学受験料等必要になった時に解約すると

即金で613万手に入ります(NISAなので利益は無税)

何もせず貯金していれば408万だったものが、

運用することで+200万近く増やすことができるという事です。

いかがでしょう?

複利で積み立てることによって

将来のマネープランが少し楽になりませんか?

 

ちなみに、年5%の複利運用ですが、

そもそも現実的なのか?という疑問もあるかと思います。

 

保証ができるわけではありませんが、過去20年を見ると、

全世界株式を

VTI[バンガード・トータル・ストック・マーケットETF]の商品で

( 楽天・全世界株式インデックス・ファンド もこれですね )

運用していた場合、過去18年間の年間平均リターンは5.97%で、

直近10年で運用していた場合ですら

100万円が220万になる計算となります。

 

世界経済は金融ショックなどで一時的にへこみますが、

長期間で見ると世界経済はずっと右肩上がりです。

 

これを見て、

「今後20年の5%運用も不可能じゃない!」

「過去はそうかもしれないが、今後は分からないじゃないか!」

あなたはどちらを思い浮かべますか?

〇まずはゴールを決めよう!

ゴールとは?

例えば、僕のブログでは子供が大学入学するまでの約15年間で

1億円を作ることを目標にしてみたり、ライフプランを描いて、

老後資金に退職金以外に3000万作りたいといった思いがあります。

このようにあと10年でアーリーリタイアするために

〇〇万円作りたい!とイメージして行動することは

非常に重要だと思います。

 

目標額をいつまでに?、ではそこへ到達するために

毎月いくらの拠出が必要で、何に資産運用を託すか。

こういったことが順番で考えることが大事かと思います。

 

まずは証券口座開いてやってみる、というのも大事ですが、

もう一歩高い視点から考えることで、年利何%を目標にするか等が

見えてくると思います。

〇自分で複利計算


スマホで「複利計算」と検索すればアプリが沢山出てきますので

色々試してみてください!!

複利というものの基礎から計算手段まで

幅広く算出できますので初めて複利を計算する方にも非常にオススメです!

 

ゆでがえるになるな

 

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