老後資金2000万が必要と金融庁が発表してから、
NISA口座の開設が相次いだそうです。
これをお読みのあなたはいかがでしょうか。
貯蓄で堅実に用意するもよし資産運用で増やすもよし、
でもどうせ2000万用意するなら合理的・効率的に用意したいですよね!
その中で、これからの情勢を踏まえると
ただ貯金するだけはかなりのデメリットを含みます。
まどろっこしい方は動画をどうぞ!
さて、先に結論を列挙します。
◯インフレにクッソ弱い
これはよく言われていることではないでしょうか。
お金の価値は見えないところで変動しています。
そして、昨年2018年の物価上昇率は全体で0.7%でした。
しかしながら、個別に見ていくとこの上昇はもっと大きなものでした。
先に何故そうなのか、というと
携帯料金値下げでマスクされてしまっている状況があります。
では内訳です。
小麦:6%
ヨーグルト:7%
電気:6.4%
洗剤:5.4%
ティッシュ:1.4%
タオル:1.8%
灯油:12%
オムツ:4%
とざっとこのくらい上がっています。
結構上がってませんか?
これが10年単位で進んでいった場合、
今と10年後の1万円の価値は変動します。当然、1万円の価値は下がります。
ちょっとした試算をしてみたのですが、
この物価上昇が日銀の目標とする毎年2%、その半分の1%で進んだ場合、
子どもの学費として用意した1400万円があったとしたら、
なんと
毎年2%、2040年で1400万の価値は900万に。
毎年1%、2040年で1400万の価値は1130万に。
黙って何もしなければ、物価上昇のせいで、
◯資産運用しなければ減るだけ
なので、これからは資産運用をしない人ほど損をする時代が
くると言っても過言ではないのでしょうか。
では、どういう資産運用を選択していくべきなのでしょうか。
一例ではありますが簡単に考察してみたいと思います。
【全世界に分散投資をする】
負のリスクを限りなく抑えるという意味では、
全世界の株式にお金を託すのが1つの方法ではないでしょうか。
具体的な商品としては、
・FTSE All-World Index
・VT(バンガード トータル ワールド ストック)
が上がってくるのではないでしょうか。
世界の株式は今までの歴史で中でも、
だいたい7%ずつ成長しているので、手数料を引いても
5%以上の運用利回りを目指せる商品とも言えると思います。
◯貯蓄するならせめて外貨で
とはいえ、貯蓄から投資へ踏み出すの中々勇気いることでもあります。
初めは。
エイヤー、でいっちゃえる人もいると思いますが、
やはり貯蓄は重要とお考えの方も多くいると思います。
僕も貯蓄は大事だと思います。
では、インフレリスク対策と言う意味でも外貨預金に、
つまり円と米ドルなどに分散するというのを
考慮すべきです。
ちなみに、まねぽんは大体30〜40%くらいを米ドルにしています。
最近(2019年7月頃)は円高で107円くらいなので今のうちに、
こそこそとドル転していたりします。
ただ注意が必要なのが、
円をドルにするときに為替手数料がかかりますのでご注意ください。
ふつうに自分のメインバンクで適当に変えると
かなり高額な手数料取られます。
といっても数円〜数十円と思いますが。
安い順に並べると、
0円:東京スター銀行、マネックス証券(2020年1月まで)
2銭:GMOあおぞらネット銀行
4銭:住信SBIネット銀行
5銭:ジャパンネット銀行
とざっくりこのような感じです。
まねぽんは米国株や海外ETF投資をよくするので
SBIネット銀行でドル転してSBI証券に入金しています。
資金にもう少しゆとりが出てきたらIB証券を開設する予定ですね。
東京スター銀行ですが、いま給与口座指定すると
預金金利が0.1%になるそうです。
ということで最後にまとめです。
現金預金だけは↓
・インフレにクッソ弱い
・そもそも増えない
・資産運用に回さなければ減る一方
・貯金するならせめて外貨で
お読みいただいた方の人生の選択の役に立てば幸いです。
ゆでがえるになるな
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