NASDAQ100連動「QQQ」は買いか?

2020年末多くの指数が過去最高値を付けていると思います。

その中で、NASDAQ100連動のETF「QQQ」についてまとめたいと思います。

 

結論から、私の意見を言うと、

「QQQ」は買いだと思います。けれど、「今」は買うのを躊躇します。

以下理由を述べていきたいと思います。

 

もくじ

 

・QQQって何?

・VOOと比較してQQQの構成銘柄は?

・VOOと比較してショック時の立直り倍率は?

・VOOと比較して振れ幅は大きい?

・過去10年間のVOO vs QQQ

・「いま」躊躇する理由

QQQって何?

 

NASDAQ100に連動するETFです。詳しくはモーニングスターのサイトで参照してみてください。NASDAQ自体はITのベンチャーが多く上場しており、上位銘柄の入れ替えを比較的頻繁な指数です。

最近では、テスラやネットフリックスなどみんなが知っている企業が含まれています。

構成銘柄やリターン、手数料を羅列しても分かりにくい為、ETF取引量がTOP10にある「VOO(S&P500連動)」と比較してみたいと思います。

 

VOOと比較してQQQの構成銘柄は?

 

※Bloomberg掲載情報を筆者がまとめています。

 

お気づきになりましたでしょうか。上位銘柄は結構同じなんですね。ただ、決定的に違うのは、上位7銘柄の比率がQQQは50%以上、VOOは25%と言うところではないでしょうか。

しかもその企業達は今後10年を見ても(確かなことは言えませんが)、市場の独占率や成長性、今後5G6Gが展開してくる際に覇権を握っていくことが高い確率で予測できると思います。

こう考えると、今後10年を見た時に「QQQ」に投資する価値は「ある」と言えるのではないでしょうか。

ちなみにそれぞれの10年間のトータルリターン平均値と年間手数料はこちら。両方ともスゴイ成績ですが、QQQの方が成長率が高いです。一方、年間手数料は大きな差がありますね。

  トータルリターン 年間手数料(税別)
VOO 20% 0.03%
QQQ 14% 0.2%

※本記事の最後の方に10年運用シミュレーションもあります。手数料差とリターンが成績にどう影響するか見て頂けます。

 

 

VOOと比較してショック時の立直り倍率は?

 

今回のコロナショックでIT企業等の伸びがスゴイ、というのは良くメディアで見かける話かと思います。では、QQQとVOOを比較してみるとどうでしょうか。こんな結果になりました。

※yahooファイナンスより

 

コロナショックで底を付けた3月と12月の倍率を計算すると、

QQQ:1.78倍、VOO:1.60倍となりました。両方ともしっかりV字回復していますね。ですが、上位銘柄の伸びが大きい分、QQQの方が倍率が高いのは簡単に読み取れるかと思います。

 

VOOと比較して振れ幅は大きい?

 

振れ幅を測る指標として、「標準偏差」があります。各証券口座等で投資信託やETFを調べるとシャープレシオと並んで必ず書いてあると思います。

標準偏差は簡単に言えば振れ幅です。大きければ大きいほどプラスにもマイナスにも大きく振れる過去であった、と言う事になります。

では、QQQとVOOを並べてみたいと思います。(データはすべて2020年の12月時点となります)

  標準偏差 シャープレシオ
VOO 13.63 1.00
QQQ 15.60 1.23

NASDAQ100自体が振れ幅が大きいので当然の結果と言えば当然の結果です。シャープレシオの使いどころは「同じような商品で同じような成績な時に比較して数字の大きい方が優秀」といった感じです。

これを見てみても、QQQの方が優秀だなあ、と感じてしまいます。振れ幅大きい=リスクが大きい、つまりリターンも大きい、となりますのでこれも当然と言えば当然。

 

過去10年間のVOO vs QQQ

 

では10年前に1000万円をそれぞれに投資していた場合どうなるか年間手数料も考慮してシミュレーションをしてみたいと思います。

  トータルリターン 年間手数料 10年運用 差額
VOO 20% 0.03% 3,420万  
QQQ 14% 0.2% 5,472万 2,052万

手数料差がこんなにあるにもかかわらず、差額が物凄いことになっていますね。

 

「いま」躊躇する理由

 

「靴磨きの少年の話」はご存知でしょうか。

”1929年10月24日(木曜日)に大恐慌の始まりとなる米国株の最初の大暴落がありました。その少し前のジョセフ・P・ケネディ氏(第5代米国大統領ジョン・F・ケネディの父親)と靴磨きの少年の逸話は広く知られています。
ケネディ氏はその時までに株式投資で大儲けしていました。1928年冬のある日、オフィスに向かう途中で、靴磨きの少年に靴を磨いてもらいました。靴を磨き終わった後、その少年はケネディ氏に向かって「おじさん、〇△株を買いなよ」と言ったそうです。それを聞いて彼は「こんな少年までが株の儲け話をするなら、この後に株を買う人はいないから株式は暴落する!」と考え、すべての株式を売り払って難を逃れたとのことです。” (SBI証券より引用)

皆さんの周辺で同じようなことが起きてはいないでしょうか。

私の周辺では、いままで重い腰を上げなかった人たちが「NISA始めた」「どの株が儲かるかな」という声を多く聞くようになりましたし、Twitterでも同じような話があがってきています。

コロナワクチンが出たことにより、世界は一気に楽観、リスクオンモードになって過去最高値を更新し続けています。個人的に少し心配なのです。

皆がイケイケモードの時こそ「慎重に」

皆が警戒モードの時こそ「大胆に」

これを常に意識して投資してきた身としては今の状況を警戒しています。私が間違っている可能性もあります。確実なことは言えませんが、今まで保守的ではあるものの「負けてこなかった」身としては

QQQは買いです。けど、「今」買うのは慎重に。となります。

買うとしても、一括一気に買う事はしないでくださいね。現在ETFの購入手数料はVOO無料、QQQ証券会社による、となっていますのでご注意を。

 

 

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