受験シーズンですね。うちの子もあと十数年したらそういう状況なのかな?と思うとワクワクしますが、受験費用や入学金、学費のことは心配が絶えません。
学費も私立はずっと上がり続けてますからね。自分の子どもは・・・と考えると公立行く頭の遺伝子はないはずなので・・・笑
今回は、入学金や大学費用の工面の仕方について困ったときに活用できる制度活用をまとめておこうと思います。
もくじ
◦ まとめ
もらえる制度(JASSO/大学独自/自治体)
主には3つ+コロナ関連で1つがあります。
まずご紹介するのが「修学支援新制度による給付」です。給付ですので返還義務はなくもらえます。
一方で、これは住民税非課税世帯・それに準ずる方のみが給付申請ができます。
こちらにあるように年収要件が定められています。授業料減免など優遇措置がありますので詳しくはこちらからどうぞ。
次にご紹介するのが、先ほどよりも対象者が広くなります「大学独自の給付型奨学金」です。
日本にあるすべての大学の64%が何かしらの給付型奨学金を設けています。ではその64%を調べるにはどうしたら良いかですが、以下のWEBサイトをお勧めします。
さて、最後の3つ目ですが「 自治体や企業が行っている奨学金制度」となります。こちらはJASSOである日本学生支援機構に検索出来るページがあります。
ここで検索することで、〇〇市の給付だったり、〇〇財団の給付だったりを調べることができます。ものによっては結構大盤振る舞いなところもあるので一度は調べておくことをお勧めします。
以上が主な「もらえる制度」です。最後にもう1つ新型コロナ関連のものを紹介します。これは例えば、アルバイトで学費を賄っているような方にはかなり有用かもしれません。
借りられる制度(JASSO/大学独自/国/労金)
ではここからは「借りられる制度」についてまとめていこうと思います。
借りられる制度については主には「日本学生支援機構」と「日本政策金融公庫」のどちらかか両方からの借り入れになることがほとんどの様です。
まずは日本学生支援機構から。簡単にシミュレーションできるので必要額をこれで計算するとわかりやすいと思います。
ただ、返済に関しては「Ⅰ種:無利子」「Ⅱ種:有利子」が存在し、成績等によって利子が付くかどうかが決まってきます。また、無利子だと油断して成績を落としてしまうと有利子の方になってしまう事もあります。
これは、お子さんが社会人になって返済をするので事前にお子さんと話をしておく必要があるのではないでしょうか。(ちなみに私は、将来の返済に関しては親から説明ありませんでした。というか、話されてもそんな先の話別に~とか思っていたんでしょうね。)
では次に日本政策金融公庫です。こちらは入学金や学費の支払いの為に「国の教育ローン」を申し込むケースがあるかもしれません。
こちらは「上限350万円」「固定金利年1.68%」「最長15年返済」が借り入れ条件となります。ちなみにこの条件でMAXまで借り入れた場合は「月2万円」位の返済となります。
この2つは比較的簡単に資金調達ができる為借りすぎなどには注意が必要です。
その他に日本政策金融公庫の審査に落ちてしまった等の救済策として、日本学生支援機構の「入学時特別増額」や、「入学時特別増額」が振り込まれるまでのつなぎとして労働金庫の「入学時必要資金融資」があったりもします。
結構何重にもセーフティーネットがあるんですね。
最後に、こちらも年収要件がありますが「生活福祉資金貸付制度」が各自治体にあります。検索の仕方にひと工夫必要ですが「生活福祉資金貸付制度 学費 (あなたの自治体名〇〇市など)」と検索すれば間違いなくヒットすると思います。
調べる順番は「もらえる」方から
表題の通りですが、まずは「もらえる」方の制度から調べていくと効果的です。こんなところでも情報弱者の方は損しかしないんですね。世の中は世知辛いですね。
まとめ
もらえる:修学支援新制度による給付
もらえる:大学独自の給付型奨学金
もらえる:自治体や企業が行っている奨学金制度
もらえる:コロナ休業支援給付金
借りれる:貸与型奨学金(JASSO)
借りれる&入学金間に合わない:
①日本政策金融公庫の「国の教育ローン」
②JASSOの「入学時特別増額」
③労働金庫の「入学時必要資金融資」
借りれる:生活福祉資金貸付制度
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