2018年末に集中投資した銘柄たちの30カ月(2年半)の結果を公開したいと思います。当時はドキドキしながら一歩踏み出したことを記憶しています。
その時の一歩踏み出した結果です。
もくじ
2018年末は暴落年だった・・・
実は2018年は結構不安定な年でした。私自身本格的に株式・ETF投資を始めた年でもあったので正直不安しかなかったことを鮮明に覚えています。
あの頃は、ちょこちょこ買いしかしておらず、本当に暴落時にエントリーしても大丈夫か、いくら突っ込めばいいのか、ドキドキしながら購入に踏み切りました。
暴落原因を知ると今後の暴落も予測可能
この頃、米国が「政策金利」を年4回のペースで上げ続け、ついに「2%」までやってきました。その結果、「景気後退」の意識が広がり、売りがかなりされたのは1つの事実かと思います。
その後は、2%(2018年)→1.75%(コロナ前)→0.25%(コロナ後~現在)となっています。めちゃくちゃ低いのはお分かり頂けるのではないでしょうか。
そして、4月末に行われたFOMCでも「景気の現状認識は上方修正だが、政策金利は維持」と報道されましたので、次回の6月まではこの右肩上がりの状況はほぼほぼ続くと思われます。
逆に言えば、この政策金利が上がりだすときにまた「株価の下げ」もしくは「暴落」が大なり小なり起こることが予測されます。
ですので、次回以降のFOMC等の日程は抑えておいて損はないと思います。
アメリカ(FOMC) | ユーロ(ECB) | |
06月 | 15~16日 | 11日 |
07月 | 27~28日 | 22日 |
08月 | ー | ー |
09月 | 21~22日 | 09日 |
10月 | ー | 28日 |
11月 | 2~3日 | ー |
12月 | 14~15日 | 16日 |
SPY・FB・AAPL:30カ月、その結果は・・・
では、2018年末当時に購入した銘柄はどうなったか公開したいと思います。
結論を先に示すと、
SPY(S&P500):1.7倍
Facebook:2.05倍
Apple:2.31倍
となりました。あの頃勇気を出して一歩を踏み出してた自分をほめたいです。
具体的な数値は以下の画像(マネーフォワード)をご覧いただけたらと思います。
もちろん、これらの銘柄は、何となくFBとAAPLが良いから選んだわけではなくそれぞれが自分なりの分析の結果、競合にもやられにくく長期的に成長するんだろう、といういくつかの分析を経ての結果です。
ですので、暴落したから「あの銘柄買お~」としない方が良いです。(とはいえ、暴落時に購入すれば損するリスクも低くなりますが・・・)
今は米国投資の購入手数料もゼロ
現在、米国株やETFに対しては非常に追い風が吹いています。それは何かというと「手数料がゼロ」の項目が多い事です。これらをNISA口座で買うと手数料関連はほぼ全てゼロになっていきます。
上記の画像はSBI証券のものですが、米国ETFは代表的なものの「買付手数料」がゼロです。ETF等は基本「購入最低手数料」が設定されていますが、それがゼロなので、少額からでも手数料負けしないようになっています。
こういった背景もあるからこそ、米国株投資が一種のブームみたいになっていますよね。
[おまけ] 貸株制度の活用
最後におまけです。
既に株式を保有されている方は「貸株制度」をご存知でしょうか。
これは、保有株式を証券会社経由で機関投資家に貸す、というものです。機関投資家はそれらを活用し「空売り」を仕掛けたりします。詳しい話は別の記事でまとめたいと思いますが、こういった仕組みで「保有株式を貸して、その対価として金利収入を得る」ことができます。
その金利は銘柄次第、かつ、この金利も週次で変わったりしますのでご注意ください。
「これから下がりそうかも」という銘柄ほど「高い金利」が付きます。それは機関投資家が空売りをする可能性が高い可能性があるからです。もちろん、金利が高いからその株式がさがる、ということではありません。
ですので、この金利収入の為に株を購入するのはやめておいた方が良いです。すでに株式を保有しており、その株式で金利収入を得たい方がすべきかと思います。
ちなみに、貸株にすると、配当収入が「配当相当額」という方法で入金されます。これは「配当所得ではなく、雑所得とみなされる」ので注意が必要です。
また、貸株で持ち続けると株主優待が得られない可能性がります。優待の権利確定日だけ貸株やめておかないと、権利を得ることができませんので、ここも注意が必要です。