我が家にも最近年金定期便が届きました。この定期便を使って将来の年金額を精度高く掲載することができます。自分の年金額を計算してみて驚きの結果でした。
老後の生活費から年金を引くと「いくら足らない」のかよくわかります。危機感を覚えました。全然足らないです。
◦ 今日できる事
2つの方法で受給予測額が計算可能
受給予測額を計算するにあたり、「年金定期便」が手元にあると良いです。定期的に届くので手元にない方は年金事務所に問い合わせると請求できます。ただし、2カ月かかるそうです・・・
問い合わせ先は、0570-058-555です。
さて、年金定期便がある場合、
①年金ネットで正確に試算
②試算サイトで計算
②は「年金 試算」で検索すれば沢山出てきます。
私の年金試算額は月〇〇円
では、我が家の場合で試算した結果を公開したいと思います。先ほどの2パターンで計算してみます。
先に結論をお伝えすると、年金ネットで試算すると月16.9万円、試算サイトで試算すると月20万円の年金が受給できると結果が出ました。
しかし、注意が必要です。税金や保険料が天引きされますので実際の手取りは10%位程度は減るので、月15~18万円といったとこなのかな、と思います。
※こちらの画像は年金ネットでの試算結果
この額をみてどう感じますでしょうか。
正直、試算額が少ない・・・・これでは、老夫婦生活費30万円がまかなえない。以前、65歳退職時に1500万円あればなんとかなる、という記事を書きました。
が、私の場合は60歳退職なので、60~65歳の期間は年金がありません。退職金の代わりの確定拠出年金をやりくりする前提で考えると、なかなかハードル高めだったりします。
では、私の場合はいくら必要なのか計算してみましょう。
老後生活費を賄うためには〇千万円必要
結論、我が家のケースで、夫のみの年金で生活することを考えると「4200万円」あれば何とか月30万円の生活費をねん出できそうです。ただ、妻の年金もあるので実際はもう少し少なくて済みます。
モーニングスターの「運用しながら取り崩す」という計算機能を使うと、上の画像にあるように、65歳時点で4200万円あると、105歳まで3%で運用しながらであれば、「月15万円」を引き出せる、というものです。
つまり、年金ネットで試算された、16.9万円/月→手取り約15万円/月と足し合わせて約30万円/月がまかなう事ができそうです。
では、「65歳時に4200万円」がどの位現実的かを考えてみます。普通に考えれば4200万円なんか到底無理、と考えてしまいますが時間を味方につければ可能性は出てきます。
結論を言えば、ゼロスタートの場合「月5.2万円積立×30年×年利5%」の条件であれば「4,258万円」が理論上30年後に出来上がります。
ちなみに、世界株式はこの200年年間7%で成長しているので、5%での運用は決して無理な数値ではないのが分かるのではないでしょうか。
年金定期便を活用して、一度将来のもらえる年金額をシミュレートしてみると見えてくるのが結構ありますよ。
今日できる事
〇年金定期便で、「年金ネット登録」か試算サイト使ってみる
〇老後夫婦生活費30万円/月をマネープランを考えてみる
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